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舞娘茶屋 相馬樓


舞娘茶屋 相馬樓は江戸時代から続いた料亭を修復した、食事を味わいながら酒田舞娘の踊りを鑑賞できる施設です。
館内に雛人形や竹久夢二の美術作品を展示しています。
木造の主屋は、1894(明治27)年の庄内大震災の大火で焼失した直後、残った土蔵を取り囲んで建てられたもので、1996(平成8)年11月、国の登録文化財となっています。
伝統に新しい息吹を加えて修復した相馬樓は、1階の20畳部屋を「茶房くつろぎ処」とし、2階の大広間は舞娘さんの踊りとお食事を楽しむ演舞場に、また、かつての厨房は酒田舞娘のけいこ場となっています。

1893年に起こった相馬屋事件

1893年、豪商や県会議員など17名が、相馬屋二階で宮中御宴と称して天皇、皇后、大臣に仮装し、衣冠束帯を着用して大新年会を催しました。
このときに、尾花沢雅楽という山形地方に伝わる雅楽が演じられたと石堂秀夫の小説『不敬罪“天皇ごっこ”』にも書かれています。
これを知った警察は全員を不敬罪で検挙。
結局、大金を積んで東京から一流の弁護士を呼び証拠不十分で免訴放免となりました。
舞台となった相馬屋が、この「舞娘茶屋・雛蔵画廊相馬樓」なんです。

山形県酒田市日吉町1丁目舞娘坂

JR酒田駅から車で約6分
日本海東北自動車道 酒田ICから車で約17分

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